決断力 (角川oneテーマ21)羽生善治 ¥ 720 在庫あり。 ★★★★★ |
決断力 (角川oneテーマ... | |
| 本書では棋士・羽生善治が,将棋との出会いから,最強と呼ばれる棋士になるまで,自らその半生をつづっている.本書を通じて,羽生善治がどのようにして現在の名声を勝ち得るに至ったのか,決断という側面から理解することができた. 将棋において,定跡などの基本の習得は,大切な事柄である.しかし,ただ知識として頭の中に蓄えておくだけではまったく意味がなく,自分で考え理解することによって,それらの知識を知恵に昇華させていくことが非常に重要であると説く.また自分の直感を信じ,高い集中力を持って,様々な選択肢の中から,自ら決断していくことが大切であるという. 本書で特に感銘を受けた言葉は,「長年,同じ姿勢で,同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている」である.「継続は力なり」という諺があるが,まさに著者はこれまでの経験を通じてこれを体得したのであろう. 本書は勝負の世界に生きる人たちだけでなく,将来の方向性に悩む若者にもぜひ読んでもらいたい一冊である.本書は羽生さんの将棋の強さのベースとなっている決断力について書かれたものだ。本書の読む前と読んだ後で、羽生さんはやはり天才的な才能の持ち主であること... | ||
と目の詰碁―やさしい問題を反復練習 (MYCOM囲碁文庫)趙治勲 ¥ 1,050 在庫あり。 ★★★★★ |
と目の詰碁―やさしい問題を... | |
| 飛行機の中で、眠れないときには、詰碁をします。 本書も、わかりやすい詰碁ですが、やっているうちに眠くなって寝てしまいます。 飛行機の旅行の疲れが癒される一冊。問題も解説も好い。 「詰碁は苦手」と思っていたのだけれども、この本は最後まで続けられた。 「難しい1問を解くのよりも易しい問題をたくさん解く方が良い」という考え方に基づいており、中身も緩やかな上り坂になっているのが有り難い。ときどき詰め碁は勉強しているみたいで面白くない・苦痛だと言う人がいますが、この本は違います。 何より問題が難しすぎないので ・テンポよく進み、達成感もあります ・挫折せず、読み続けられます ・形や急所が頭に入りやすく、成長を実感できます その結果、基礎を固めるための反復練習という重要ですが地味なことを、楽しみながら進められます。 ただ、二眼が何を意味するのかくらいはわかっていないと第1問の解説でつまづきます(かつての私がそうでした。ちなに中手と欠け眼の解説は途中で出てきます)。 全くの入門者の方には、まずは「世界一やさしい詰碁 入門編」(万波佳奈著)などをお勧めします。 繰り返し読んで答えを順番... | ||
聖(さとし)の青春 (講談社文庫)大崎善生 ¥ 680 在庫あり。 ★★★★★ |
聖(さとし)の青春 (講談... | |
| 最近将棋に興味を持ち、棋士の本などを読むようになった。 病気に冒されながら、将棋のプロになり、短い人生を終えた村山聖棋士。 学校に通えない、病気というハンディキャップが将棋に情熱をささげることで命を燃焼させる姿は感動もの。 私は成功の影には必ずモチベーションとなるコンプレックスがあるものだと持っているのだが、やはり棋士として成功したい、名人になりたいという願望もそういった病魔があってこそだったと思う。 私が一番共感できて、泣きそうになったのは少女漫画を愛読していたという点でした。 普通の人なら余りフックにかからない部分だと思うのですが、私も惨めな青春を送ったので非常に理解できる。 彼は病院、将棋といわゆる普通の青春を送ることができなかった。 健康な体で、学校に通っていたら送っていたかもしれない眩しすぎる青春を少女漫画を通じて体験していたのだろう。 十代の少年なら当然、そういう時間をすごしたくてしょうがなかったはず。 ただ健康な体だったら将棋に情熱をささげることもなく、普通の人生を送っていたはずで、これは難しいですね。 いつ死ぬとも知れない体で、這いずってでも対局に向かう。 そ... | ||
ひと目の手筋―やさしい問題を反復練習 (MYCOM囲碁文庫)趙治勲 ¥ 1,050 在庫あり。 ★★★★★ |
ひと目の手筋―やさしい問題... | |
| 丁寧な解説と、難易に柔軟な問題集。 手筋関連の本は初めて読んだが、流石は趙治勲、解り易い。 1回読んだだけなので未だ未だ感覚も鈍いけれども、少なくとも幾らかは上達しただろう感がある。 今度また、繰り返して読もう。ニンテンドーDS「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」では、石を置けないところが 結構あります。力がないと、どうしてそこに置けないのかが分かりません。 そんなときには、「本当に正解があるの?」と思ってしまい、フラストレーションが たまります。 この本には、「誰でもカンタン! 趙治勲の詰め碁」に出題される問題がたくさん 載っているので、ちゃんとゲームにも正解があることが分かります。 ゲームと両方持っいると上達が早いかも。 フラストレーションもたまらなくなります。20代後半、棋力は推定13級でピタリと止まったままの者です。 論理的思考が大の苦手で、『強い方は脳の構造が違うんだろうな』と思っていました。 この手筋集もうんうん悩みながら進めて、終わるまでにずいぶん時間がかかりました。 途中で何度も挫折しましたが、レビュアー様方のアドバイスを励みに、どうにかこうにか無事一周。 二... | ||
人生一手の違い―「運」と「努力」と「才能」の関係 (ノン・ポシェット)米長邦雄 ¥ 560 在庫あり。 ★★★★ |
人生一手の違い―「運」と「... | |
| 第7章のエピソードの就職前の母親から有望産業を聞かれた著者が「詐欺」「占い」「宗教」と 回答したところは面白かった。 棋界の様子を知る上では、大変タメになりました。 真剣勝負をする人だって、仲間は大切だ。だけど、その仲間に誰を選ぶかが問題。志の低いヤツを選ぶと、場の空気が濁る。単なる仲良しグループでは、人間は磨かれないのだ。宮仕えの経験がないとやっぱり世の中を語っても無理があるように感じた。先生は株をやっているらしいが、株をやってるくらいでは会社は語れないな、と読んでいて感じてしまった。 男女を問わず,年齢を問わず,お勧めしたい秀逸な本です。というのも,副題にあるように「運」と「努力」,「才能」との関係を,一流棋士の眼で観察し,実生活レベルで解説しているからです。これらは仕事や恋愛での成功,人生の幸福と密接に関係し,普遍性のある話題です。 第一にお勧めしたいのはこれから親になる人です。子供の勝負運はその家庭環境,特に家庭の雰囲気により大きな影響を受けます。将棋の名人位を手にしても不幸な人はいるし,将棋に弱くとも幸せな棋士は多くいます。米長氏によれば,この両方を手にする棋士の家庭は,... | ||
簡単に、単純に考える (PHP文庫)羽生善治 ¥ 560 在庫あり。 ★★★★★ |
簡単に、単純に考える (P... | |
| 羽生と二宮清純氏、平尾誠二氏、金出武雄氏との対談集。題名は金出氏の発言から。羽生の棋風の最大の特徴は自身の「得意戦法」を持たない点である。その代わり、相手の得意戦法は真っ向から受ける。羽生と対戦(対談)した相手は自らの姿を晒け出す事になる。 二宮氏に関しては前々からスポーツライターとしての贋性に疑問があったが、これ程酷いとは思わなかった。世間の評判に従い羽生を"天才"扱いし、後は羽生に追従を述べているだけ。一方、羽生は深遠な問題をユーモア交じりでさりげなく語る。懐が広い。 平尾氏に関しては二宮氏と大同小異。同じ勝負師と言う事で期待感があったが、アテ外れ。平尾氏は相手に勝つ方法を語るが、羽生の相手は将棋そのものである。その違いに気付かずに話し続ける姿には呆れた。何より、羽生を「羽生くん」呼ばわりするとは言語道断。二宮氏と共に人選ミスと言える。羽生の「今の最善手が10年後には悪手になっているかもしれない」と言う発言は、羽生の将棋観を良く表していると思う。 金出氏はロボット研究の第一人者。やっと対談らしくなった。金出氏はいきなり「私のコンピュータ将棋観はBrute Force(力任せ... | ||
将棋の子 (講談社文庫)大崎善生 ¥ 620 在庫あり。 ★★★★★ |
将棋の子 (講談社文庫) | |
| 最近将棋に興味を持つようになり、この本を手に取った。 奨励会は将棋のプロを目指す養成所であり、虎の穴みたいなもの。 全国から集まった腕自慢たちがしのぎを削っている。 そこからプロになれるのも一握り。 学校にも通わず、社会的な経験も隔絶したまま将棋だけに打ち込む、ある種の社会的不適合者の芸術家集団のようなものか。 将棋って芸術のように答えがないんですよね。 だからいくら時間があってもわからないし、難しい。 もちろん奨励会で将棋にすべてをささげた時間が、プロになれることができたなら見返りのあるものですが、もしプロになれなければそのまま社会に放り出されることになる。 現実社会では将棋が強いことはメリットがあるわけでもなく、金が稼げるわけではないのです。 「そう。一回も勝てなくたって、ハブゼンはこっちの人生の誇りだよ」 この言葉を聞いてとても救われた気持ちにもなった。 羽生さんは将棋の世界のスーパースターだが、戦うことができた、彼の輝かしい活躍に関わることができたということが誇りなのだろう。 勝者の光は敗者の影によって支えられており、羽生さんがとても謙虚なのは引導を渡してきた奨励会員、... | ||
勝負と芸―わが囲碁の道 (岩波新書)藤沢秀行 ¥ 735 通常2〜5週間以内に発送 ★★★★★ |
勝負と芸―わが囲碁の道 (... | |
| 呉・木谷・坂田らと昭和囲碁界を築き上げた大御所、藤沢秀行。囲碁棋士と言うより「碁打ち」が相応しい藤沢氏の勝負哲学が生い立ちを通して綴られた本。囲碁ファンは勿論、囲碁が分からなくても読む価値の大いにある本。「勝つから強いのではない、強いから勝つのだ」という氏の言葉は、勝利至上主義を戒める名言である。破天荒な生活と、定石にわれず自由な発想で打つというスタイルは、多くの囲碁ファンを魅了した。海外棋戦で苦戦している今の日本勢にも、この藤沢氏のスピリットを継承して欲しいと願って止まない。 | ||
棋士の魂~将棋インタビュー傑作選 (宝島社文庫)¥ 650 在庫あり。 ★★★★ |
棋士の魂~将棋インタビュー... | |
| 将棋の様々な棋士に対するインタビューを纏めたもの。読んでみて改めて感じたのだが、私は"棋士の知られざる素顔"等より、将棋の本質に迫ったものに惹かれるのであった。 その意味で冒頭の羽生の章は頁数が長い割には凡庸。インタビュアーの力量不足だろう、羽生将棋の本質に迫っていない。ただし、羽生が「将棋には人をおかしくさせる部分がある」と語っているのが印象的。盤上でマジックを繰り広げてるのは羽生だろう、と言いたくもなるが、羽生が将棋の奥深さを熟知している証しでもあり、今後更に飛躍する予感を持たせる。その羽生の登場で浮沈を味わった谷川の語り口は含蓄があるが、自著の内容を出ていない。羽生は「ライバルはいない」と言い切り、谷川は「ライバルは羽生」と言うのを見れば互いの関係が浮き彫りになる。谷川は人を相手に、羽生は将棋そのものを相手に指しているのだ。次章の中原は例のスキャンダル以来すっかり俗人化した感があり、内容もありきたり。もっと対大山、加藤、米長戦を語るべきだったろう。次章の佐藤については作家が綴っていて、物語風になっている。が、単なる世間話でガッカリ。どうして"緻密康光"に迫らないんだ。次の藤井... | ||
手筋の達人―矢倉の手筋が満載 (MYCOM将棋文庫SP)武者野勝巳 ¥ 1,050 在庫あり。 ★★★★ |
手筋の達人―矢倉の手筋が満... | |
| 手筋達人2を買ってから、この本に出会いました。 達人2から比べるとと、なかなか正解率が上がりません。 たぶん矢倉戦の持つ、微妙な形勢判断が、棋力相応で、難しいのかなと思います。 それだけ、奥が深いし、実戦でうまく使えたときは、”オー”、という感じになります。 是非、読んでおきたい棋書だと思います。矢倉将棋の「次の一手」問題が200題掲載されており、解説も丁寧です。矢倉を指していると必ず一度は出会う局面がたくさん出てくるので、その局面の最善手を知っておくだけでも勝率アップにつながると思います。この本は、?あなたが矢倉党ならぜひ買うべき本、?矢倉を指すことがあるなら買う価値がある本、?矢倉を指さないなら買う必要ないが楽しむことはできる本、そんな一冊です。矢倉戦を材題に問題形式でまとめられています。基本手筋編100題、応用手筋編100題。級位者にとっては、問題を解いているうちに手筋が身につくというよりは、矢倉に関してはセンスがよくなることは間違いないでしょう。有段者にとっても手筋の再確認といった意味でいいのではないでしょうか? (なかには、すぐに浮かばない手筋もあり再確認できました... | ||
先崎学の浮いたり沈んだり (文春文庫)先崎学 ¥ 650 在庫あり。 ★★★★★ |
先崎学の浮いたり沈んだり ... | |
| この本を手に入れたとき、風邪をひいていた。 しかし、風邪? 関係ないわーアホかーってくらいおもしろかったので、微熱との戦いの最中、ゆっくり手に取り読書する時間は、むしろ幸せですらあった。おちゃらけていても時に哀しく、時に辛い。先崎さんは、その風貌もあいまってユニークな棋士なのは間違いないのだろうが、そこはやはりプロ棋士。物事に対する姿勢が根本のところでやはり明快。真摯っていうか、やっぱり真剣に真面目なんだと思うな。誇りを持った真面目さ。だから将棋も強くなるし、小博打にもハマルのだ。あと、何でこんなに文才があるんだと訝しがっていたら、この10年寝る前に1時間の読書を欠かしたことがないときた。そうか。深く勝負の世界に生き、しかも本まで読むのか。小博打をたしなみ、広く世間までみるのか。参った。先崎さんの魅力に、ちょっとノックアウトである。 週刊文春に連載されている時から、気に入って読んでいました。先崎学さんのエッセイは痛快ですし、それでいて筆の運びは、指し手と同様とても華麗です。私は、根っからの将棋ファンで、先崎さんが中学生の頃(米長永世棋聖の内弟子の頃)から注目していました。先崎さんの生... | ||
歩を金にする法 (小学館文庫)升田幸三 ¥ 520 在庫あり。 ★★★★★ |
歩を金にする法 (小学館文... | |
| 最近、書店でよく見るようになって来た「成功本」みたいな感じです。けど、実際はだいぶ前に書かれた物なので先進的な本ですよね。一つ一つが短いので少しの時間でも読んでいけるし、筆者の話し口調なので読みやすいです。本中毒の私が、金を両替する為に何の気なしに買った。その本が自分にこれほどの衝撃を与えるとは!読みふけって、危なくクライアントとの待ち合わせに遅刻するとこだった。(あぶねぇあぶねぇ)本なんかで人生変わらない、としたり顔で言う人たちが、なんか可哀相になってくる。それほどこの本、私には意味があった。書斎と、車、そしてトイレ用に3冊 買うべきだ。これは恐らく口述だろうが、この人の語り口はなぜかとても力がある。会って酒、飲みたかったなあ!「王手」、「勝負」、どれもお薦めっす! | ||
初段合格の死活150題 (囲碁文庫)¥ 740 在庫あり。 ★★★★ |
初段合格の死活150題 (... | |
| 前田詰碁(初級、中級、上級)を解くことが、囲碁高段者を目指す人にとって基本死活力をつけるために有効な手段と言われているそうです。しかし、2年くらい前から前田詰碁は入手が困難になっているらしい。この本と、前田詰碁をほぼ同じ時期に解きました。全体的には前田詰碁初級より少しやさしめか。前田初級の問題と類似の問題が「3段合格の死活」に入っていたりということもありました。これは近年、段級が甘くなっていることも関係しているかと思います。文庫版で手軽に持ち歩けますし、問題もまあまあ。3級くらいから3段くらいが対象かと思います。 | ||
簡単マスター!はじめの30手 (MYCOM囲碁文庫シリーズ)小林光一 ¥ 840 在庫あり。 ★★★★ |
簡単マスター!はじめの30... | |
| 初心者でも理解出来る丁寧な解説。 柔らかな文体で綴られるけれども、決して薄っぺらな内容では無さそう。 碁の先輩には、覚え初めは詰碁の本を読むだけで上達すると言われていたけれども、碁のルールを覚えたばかりのレヴュアーとしては、詰碁の本よりも先にこういう本を読みたかった。 読んでからもう一度、こういう本が読みたかったんだと、感謝と共に言える。 そんな感じの、入門の1冊。この本は、いわゆる『布石の本』ではありません。 言葉の意味からくと、定石は布石に含まれます。 しかし、布石の本には、定石についての説明はわずかです。 定石は、その数の多さと、詳細な説明の必要性から、 『定石の本』で紹介されています。 この「はじめの30手」という題名は、『布石の本』との 違いをよく表していると思います。 私は、5級ぐらいの頃に読みましたが、この本から、 序盤の考え方を学びました。と言うか・・・ 囲碁の考え方を知りました。 囲碁は、考え方が変わることによって、上達します。 この「はじめの30手」のおかげで、私の今があると思います。 上達のきっかけは、人それぞれだと思いますが、 私の上達にとって、この本は、意味... | ||
藤井システム―升田幸三賞受賞戦法 (MYCOM将棋文庫)藤井猛 ¥ 735 在庫あり。 ★★★★★ |
藤井システム―升田幸三賞受... | |
| この本は、かつてアナグマよりも勝率の高かったこともある左美濃に対する対策本である。穴熊対策ではない。この本の対策により、左美濃を指すプロがほとんどいなくなってしまった。すごい切れ味である。今もなお通用する。ただ、43銀を序盤そうそうにさしてしまうと、使えません。そのため、43銀を急いで指す必要のあった時代は、少し左美濃もさされたようです。この本のすごいところは、序盤の一手一手に必然性をもとめ、相手の陣形の急所を完璧についているところである。構想が雄大である。四間飛車を指さない人も、得るところは大きいと思う。序盤の大切さがわかる本。この人の本は、他のプロの本とくらべ、正確さや厳密さ、研究量がちがう。8五飛車戦法と並ぶ現代将棋の二大革命的戦法のひとつ。これで、振り飛車の序盤が根本的に変わってしまった。居飛車穴熊の対抗策として、振り飛車側が居玉のまま、序盤から積極的に攻撃する手法である。従来の攻めさせてさばく振り飛車のイメージを根本的変える画期的戦法。本書はその藤井システムの創始者である藤井元竜王の最初の著書であり、その文庫化である。内容的には古いところがあるが、すべての振り飛車戦法の現... | ||
打ち込み読本―即効上達シリーズ〈5〉 (囲碁文庫)¥ 740 在庫あり。 ★★★★★ |
打ち込み読本―即効上達シリ... | |
| 4章の大々ゲイマ、5章の三間ビラキに惹かれて買いました。各章10〜30問の問題形式で、打ち込みのテクニックを丁寧に説明してあり、お勧めです。注意していただきたいのは、テクニックを教える本で、打ち込みのタイミングを教える本でなく、序章で軽く触れられているだけです。 1章は隅の死活のような問題なので、少し退屈でした。囲碁の対局で打ち込みが現われないことはない。 「単独の星への打ち込み」、「星のシマリへの打ち込み」など、実戦ですぐに役立ち、武器となりうる手段がこの本には一杯書かれている。 相当の高段者はともかく、普段有段を名乗っている人でも、正しく理解していないことは多いと思う。 実際、この本に出ていたことを試してみて、正しく打ってきた人が殆どいなかった手段もある。 この本の内容を身につければ、作戦の幅が広がるし自信にもなると思う。打ち込みというのは、打ち込まれる側にとっても、打ち込む側にとっても、非常に悩ましいものがあります。打ち込むタイミングや場所を誤れば、あるいは打ち込みに対する対応を誤れば、一気に形勢はかわってしまいます。この本はそんな起死回生の一撃にもなり得る打ち込みを体系的にま... | ||
ラクラク次の一手〈2〉基本手筋集 (メキメキ将棋上達本)¥ 1,050 在庫あり。 ★★★★★ |
ラクラク次の一手〈2〉基本... | |
| 第一弾を読み終えて、大変気に入ったので本書も購入しました。問題の質と数は前作同様、素晴らしい出来です。前作と比べると難易度がアップして中級者向けになっています。例えるなら前作が「突き捨ての歩⇒十字飛車」といった基本手筋を学ぶ問題集ならば、本書は「角の成り捨て⇒十字飛車」「成り捨ての歩⇒焦点の歩⇒十字飛車」のような応用技や複数の手筋を連続で用いないと解けない問題が多くなっています。初級者は第一弾から始めるといいでしょう。前巻と比べて、少し問題が難しくなった様です。解けない問題が多くなったのでそう感じました。しかし解答の丁寧な解説で理解できるようになりました。特に序盤戦の部分は、実戦でも役に立ちそうす。定石を覚えて、駒組みを終えてから次の攻め手に困ることがありますが、隙をつくる方法を覚えることができました。むろん、守備に回っても、隙をつくらないようにすることができます。 初心者からちょっと踏み出したところで、本書を手にすると多いに棋力がアップすると思います。 「ラクラク次の一手」の第2弾。前巻同様216問収録で気軽に楽しめるのがウリ。前巻で基本中の基本の手筋は出てしまったので、この続巻は... | ||
碁の計算学入門 (MYCOM囲碁文庫シリーズ)石田芳夫 ¥ 840 在庫あり。 |
碁の計算学入門 (MYCO... | |
| ・・・ | ||
誰も言わなかった碁の本―どんどん強くなる22の急所 (MYCOM囲碁文庫)白江治彦 ¥ 840 在庫あり。 ★★★★ |
誰も言わなかった碁の本―ど... | |
| 昔からのロングセラーですね。最近囲碁を再び始めたので、読み返しています。非常に参考になりますが、書いてあることすべてが初級者に実行可能ではないと思います。参考書も詰め碁の古典などを挙げていますが、どの程度のレベルなのか、どの順番から読めばよいのか、もうちょっと具体的なアドバイスがあるとよいと思います。初級者から上級者まで参考になるところは、たくさんあるとは思います。 この本には、「なぜ、ここはいけないのか?」、「勝つためにはどうしたらいいのか?」などが詳しく書かれており、プロの練習方法なども書いてあります。「手割り」の方法と考え方も載っているので、「手割りって、何?」と思った人や、今よりも確実に強くなりたい人は買ってみてください。 文庫本サイズで、持ち運びに便利なので、暇なときに読むことができます。 | ||
勝負 (中公文庫)升田幸三 ¥ 720 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 ★★★★★ |
勝負 (中公文庫) | |
| どのような道でも、一つの道を極めた人間の哲学は普遍的な輝きがあります。かつて寺山修司は、「人生は競馬の比喩だ」といいましたが、この本は将棋界に一時代を築いた升田幸三が人生を将棋に例えて語っています。その内容は非常に含蓄に富み、深い味わいを与えてくれます。特に私が印象深かったのは、「いのちがけと遊びの境地」という部分です。升田は、「将棋というのは、勝負であるけれども、やはり娯楽であり、遊びのものである。とすれば、そこに厳しさがあり、鋭さがあっても、何か楽しいものがなければならない」といいます。そしてそれは、文章などの創作の世界にも通じていて、真剣勝負の文章のなかに遊びの境地があれば、読む人にもその楽しさが伝わる、そういうものが本物だ、と続けます。この文章を読んで、様々な方面に想いを馳せました。ここではふさわしい例えではないかも知れませんが、犯罪を犯した者を徹底的にたたくだけではなく、そこに人間の生のリアルな側面を見て、どこかに救いを見出してやる、というようなことも必要なのかなあ、とおぼろげながらに考えました。他の文章も、読めば必ず考えさせられます。この本は私の座右の書として、本棚の一番... | ||